風のたより
[ ストーリー ]
2014.09.03

タイムスキップする夏休み


今年の夏休み、風の栖では奥の小屋でみなさん参加型のイベントを企画しました。
題して「タイムスキップ展」。

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きっかけはスタッフ同士の会話からはじまりました。
「もし、自分がどの時代にでも行けるとしたら、いつにいってみたい?」

スタッフの1人は「白亜紀」といいました。
もう1人は「数年前の過去」で、私は「30年後の未来」でした。
みんな違う。違いすぎる。それぞれの答えの振れ幅が大きすぎて、おもしろい!と思いました。
なんでなんで?とお互いに聞くと、どの答えにも納得できたり、興味深い理由がありました。

この質問、たくさんの人に聞いてみたいねということになり
参加型のイベント「タイムスキップ展」を開催することになったのです。

開催時期はもちろん夏休み!と決めていました。
私の考える夏休みは、くだらなくて壮大な妄想をするのにぴったりの最高のバケーションだと思うからです。
そして、大人にも子供にも参加してもらいたかったからです。

 

イベント前から、風の栖に来てくださるお客さま、文筆家の方、ミュージシャンの方、作家さんなどなど、いろんな方にタイムスキップ計画をいただきました。
「江戸時代で満腹ツアー」
「1970年大阪万博の年に今、行ってみたいです」
「縄文時代で土器がみてみたい!」
「生徒が大人になった時代に行ってみたい」
ひとつひとつの文章をみると、まるでその人の頭の中をのぞいているような感覚になります。思わず自分も一瞬その時代にスキップしてしまいます。

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みなさんにいただいた数々のタイムスキップが小屋の壁一面になりました。さあはじまりです。
会期中にふらりと立ち寄ってくださった方にも書いていただいて、日々壁がタイムスキップ計画でうまっていきます。
浴衣姿の女性、小さな男の子、お母さん・・・。展示をみながら、わいわいと楽しまれている声が聞こえます。
おもしろかったのが、展示名を見て、「タ〜イムスキ〜ップ」と声を出して読んでくださる方がよくいらっしゃったこと。これだけでも私は嬉しい気持ちになりました。

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会場には、謎の生命体たちも出現。彼らはどこから来たのでしょう?

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また、会期中の2回の日曜日には、お楽しみイベントを開催しました。

まずは、服部健太郎さんによるひとり創作芝居「タイムスキップツアーズ」です。

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服部さんのお芝居はとにかくパワフル!アニメのように体がピョンピョン動き、百面相のごとく表情がどんどん変っていきます。お客さんの笑い声に包まれながら、テンポよくすすむタイムスキップツアーはあっと言う間にすぎていきました。

次の日曜日には、お待ちかねのデルベアさんによる出張かき氷やさん。
毎度デルベアさんのかき氷は特製のシロップが楽しみです。今日は何のシロップかなあとファンのお客さんで大賑わいでした。
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かき氷を食べたあと、ふと夏の終わりを感じたのは私だけでしょうか?
大好きで夢のような夏休みもいつかは終わりは来ます。それでも、いつでもタイムスキップできるように軽い気持ちでいたいなと思いました。またタイムスキップ展がしたいなあ。

(ハットリ)

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