風のたより
[ ストーリー ]
2017.07.28

夏の約束


こんちきちん
この音が聞こえてくると
ああ今年も夏が来たんだな…と確認する。

 
だけど、私が毎年一番楽しみにしているお祭りは
祇園祭のちょっと後。

 
地元の人が涼を求めてこぞって足をはこぶ
小さなお祭。

 
中学生のころから毎年一緒にいっている友達と今年もお祭に向かおうとしたら
両親からの電話

 
「お祭に来てるから、何か買ってあげるよ!」

 
私が子供の頃一緒に行ったきりで、お祭に足を運ぶような親ではないのに、前日にお祭に行くと電話で言っていたからか、会う口実に出てきたみたいだ。
胸がほこほこした。

 
こうして小さなお祭を私の親と友達とまわることになった。

 
まずは腹ごしらえ!
お祭はしょっぱい、甘い、しょっぱい、甘いの
繰り返しで食べるのが私達のルール
ちなみにしょっぱいで終わるのが好き

 
ざくざくざくとじゃり道を歩いて気づく

 
hibitane1

 
あら、二人とも足元はNAOT
じゃり道を歩いても
靴底が厚いから革部分がほとんど白くならなかった。
やっぱりどこでもこの靴が大活躍

 
さて腹ごしらえが終わったらこの祭りのメイン!

 
神社の方に向かう

 
hibinotane2

 
小さい頃から馴染みのある神社だけど
やっぱりきれいな門構え

 
神社の奥にある池に足をぐんぐん進めて
靴を脱いで…
ろうそくを片手に池に入っていく

 
hibitane3
ひゃー冷たい!

 
ろうそくに火をつけて
少し長めの池の中を歩く歩く
一年の健康を願うお祭り

 
hibitane4

 
深いところは大人の膝くらいまで。
子供なんて水浴び状態
大人も子供もきゃっきゃっと声をあげて楽しんでいる。

 
hibitane5

 
最後はそっとろうそくを立てておしまい

 
ああこれで
今年も一年きっと健康で過ごせる

 
ひんやりした足をふいて、
またNAOTの靴に足をいれる。

 
帰り際、両親からたくさんお土産をわたされて
また胸がほこほこして、
来年も声かけてみようかな、なんて。

 

 
約束しているわけでもないけれど
毎年同じ人と同じお祭にいって同じようにまわって
いつの間にか10年くらい続いている。

 
きっとまた来年も再来年もこうやって
お祭に行くんだろうな。

 
来年のお祭を楽しみに過ごす。
それだけで、一年きっと健康でいられそう

 

 
staff_sakamoto
〈サカモト〉


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