風の便り
2018.02.09 日々

白銀の世界

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冬休みに、何年かぶりに山形へ行った。

行く前から雪が積もっているということは聞いていたけれど、
行きの飛行機は「もしかして着陸できなかったら伊丹空港に戻ってきますね」という条件付き。
振り出しに戻るのは嫌だーと思いながらも飛行機は飛び、
何とかギリギリ着陸できたものの、その日の夕方からはまた激しい雪になった。

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一旦こちらに来てしまうと、そこは雪で閉ざされた世界。

しんしんと降り積もる雪。
風で横に降り始めたと思ったら、大風になってきて、
雪は上から下から舞い上がって、どこから雪が降っているのかわからないくらい。

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・・それを、あたたかい室内から眺めている分にはありがたい。
そこに、地元のおばちゃん手作りの郷土料理の数々があると最高。
岩魚を焼いたり、刺身をごま醤油で和えたり、立派な山菜がたくさん入った温かいそば、
里芋ときのこたくさんの芋煮、いろんなお漬物・・。
心からあたたまる。

その後、源泉掛け流しの雪見温泉になんて入ってしまったらもう極楽。

 

こんなに雪を見たのは何年ぶりだろう。

子どもたちも初めての大雪に、
顔が痛いほど冷たいことなどへっちゃらで、暗くなるまで雪遊び。
雪の中にダイブ、雪の滑り台、雪投げ、雪だるま・・。

宿のおじちゃんとお兄ちゃんが、かまくらを掘ってくれた。
子どもたちはもちろん、大人の私も初めてのことで、ぎゅうぎゅうみんなで入る。
風が入らずあったかいねと言いながら、
かまくらの壁の雪を食べた。
カリカリ、シャリシャリ。

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「明日どうなってるか見ようね」と言っていた雪だるまは、
翌日には新たに積もった雪の下に埋もれ、消え去っていた・・笑

 

小さいころからここで生まれ育ったという宿のお兄ちゃん曰く、
「これからもっと降るよ。2月が一番積もるよ」

そうか、これ以上積もるのか!
どこに行くにもまず大量の雪かきから始まり、
いつも通りには車も走らせられない、動けない、というのは、
住んでいる方たちにとったら程度の差はあれ毎年の大変なことだと思うけれど、
ちょんと来ただけの私たちにはまるで別世界。
自然の強さを感じずにはいられない。

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帰りの飛行機は無事に飛ぶかな? と思いながら向かった空港までの道。
数日ぶりに太陽の光が見えた。
その光が自分でも意外なくらい待ち遠しいものだったようで、
あぁ青空だ、と自分が久しぶりに明るい色を見たことに気づいた。

お兄ちゃんは、
「このへんは夏もいいよ。キャンプは気持ちいいし、カブトムシやクワガタもそのへんにいっぱいだよ」
ととても楽しそうなことを言っていた。
ついでにカメムシもびっくりするくらい大量、と言っていたのだけは気になるけれど。

 

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(ミヤガワ ミ)


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