2014.11.02
秋の大人服展と玉木新雌ショール展
奈良では正倉院展がはじまりました。
1年のうちで最もならまちがにぎわう時。
毎年多くのお客様と出会えたり、再会できたりと、私たちも心躍る時期でもあります。
そして今、風の栖の庭小屋には手仕事のお洋服達がズラリと並んでいます。
今回はそのご紹介を。
糸からオリジナルで作られているニットデザイナーtorii setsukoさんのお洋服、
天然素材でつくられたjikonkaさんのお洋服。どれも作家さんの個性が光るものばかりです。
もちろん風の栖オリジナルの1点モノのお洋服もありますよ。
着てみるとよりわかるシルエットの美しさ。
どれも飽きのこない、長く愛用いただけるデザインばかりです。
よくみるとボタン使いやタックの寄せ方に思わず「かわいい」と声が出てしまう作品も。
こんな風に遊び心のあるアレンジ・デザインのものもあります。
どれも愛すべき唯一無二の作品たちです。
そして、今回はじめて風の栖にやってきてくれたのは
玉木新雌さんの播州織のショール。
兵庫県西脇市の地場産業として有名な播州織。
玉木さんはその地で、あたらしい播州織の開発に携わられています。
なんといってもふんわりとやわらかく織られたショールは本当に軽く、身につけていてとても心地よいもの。ファンの方も多いのではないかと思います。
色の配色のセンスは一目みれば玉木新雌さんのそれと分かる位、自由で個性的。
玉木さんが糸を並べてひとつひとつ配色のデザインもされているのです。
縦糸がグラデーションになっているものは
半分に織ると裏表でまったく別の色味がでるので、
どの面を表にして巻くかでいろんな表情をたのしめるというもの。
一度にたくさん織れるものではないので、同じものに出会えることは滅多にありません。
男女問わず、年齢や国籍も問わない、やさしいショールです。
手仕事の情熱がいっぱいつまったお洋服とショールたち。
風の栖で一期一会の出会いを楽しんでいただけたら嬉しいです。
(オクグチ)
2014.10.25
風のマルシェ、おかげさまで1周年!
風のマルシェ、祝1周年!
パチパチパチ
今回も、全国各地の“美味しいものたち”がズラリとならび、
お客さまとの会話にも花が咲き……
と、続けたいところですが
先月「風の栖」スタッフとなった私にとっては、はじめてのマルシェ。
いつもとは違うオペレーションに、前日から気持ちがソワソワ。
さらに当日、開店前から店先でお待ちいただいているお客さまをみて、ソワソワがゾワゾワに。
“ミスしないように落ち着いて対応しよう”と、自分に言い聞かせていました。
そして、いざ開店!
満員御礼状態となった会場では、“レジ補佐 その1”を務めあげるので精一杯、というのが現実。
そんななかでも、
「ずっと前からHP見ながら、どのパン買うか決めててん!」と声をかけてくださる方や
「このブーケ素敵やなぁ、この値段でほんまにいいの?」など、嬉しい言葉をたくさんかけていただき、開店前のゾワゾワは、どこへやら。
次第に、お話する余裕も出てきて、気持ちがホクホクしてきました。
マルシェが始まったきっかけは、「スタッフが美味しいと思うものをみんなにも届けたい」という、極めてシンプルな理由から。
試食してみて、コレは!と思うもの、色々なご縁があって並ぶもの、今回は初のオリジナルハーブティーも登場するなど、1年という時を経て、マルシェもどんどんパワーアップしています。
そんな、素敵なものたちが、「風の栖」という場を通して発信できること。
そして、それをキャッチして喜んでくださるお客さまがいらっしゃるということは、ほんとうに幸せなことだなと、実感した1日でした。
ひとつのイベントを開催するには、時間と労力がかかりますが、
かけたぶんだけ、それ以上の感動が待っていると思います。
マルシェも、型にとらわれず、これからもより一層楽しいイベントにしていきたいな、と。
「おへそカフェ」さんのパンを噛みしめながら、妄想中…。
そうそう
次回のマルシェは11/15、お待ちしています!
(ワキサカ)
今までの風のマルシェ
2014年 3月、4月、5月、6月、9月
2014.10.18
TRAVELER’S FACTORY 旅するスパイラルリングノートバイキング
10月12日の日曜日は、待ちに待った日でした。
はるばる中目黒から、トラベラーズファクトリーのご一行がやってきてくれる日!
キャラバン2日目の奈良会場ということで、
どうなるのかどきどきしていましたが、オープン前にはすでに行列が…!
さすが、トラベラーズさんです。
まず店頭でお出迎えしたのは、圧巻のグッズの数々。
トラベラーズノートの素敵さは、ご存じの方がほとんどかと思いますが、
やっぱりこれがいい手帳。
風の栖のスタッフも半数が使っているのですが、それぞれの味が出てきていて、
それはもうかっこいいのです。
こちらは今回のキャラバンに持ってこられたコラージュ!
この日はこの手帳だけでなく、普段お目にかかれないオリジナルの品々を手に取ることができる特別な日。
一度目にすればじっくり見たくなるこだわりのデザインたちに、もう、わくわくが止まりません。
今回のキャラバン限定のマスキングテープにはばっちり奈良の鹿ちゃんも。
そして今回の目玉である、「旅するスパイラルノートバイキング」!!
設営が終わり、見せていただいた瞬間、思わず目をこすりました。
いつもの庭小屋が…工場になっているのです。
表紙を選んで、中の紙を選んで、リングを選んで…生み出されるノートの種類は無限大。
どれも面白くて、持ち主の持ち味が出ていて魅力的だったのですが、
何よりうれしかったのは「こんなノートを作ったよ!」と見せてくれるお客さんとお話するひとときでした。
バッチが作れるコーナーも大人気!お子さんたちも興味津々で、賑やかなお祭りのよう。
この日生まれたノートの旅は、まだ始まったばかり。
持ち主さんに、どこへ連れて行ってもらうのでしょうか?どんな言葉がつづられていくのでしょうか?
まるで夢だったかのような、あっという間のイベントでした。
「そうだ、やっぱり旅に出よう。」
トラベラーズさんの創り出すものたちに触れるたび、この思いが湧きあがります。
1日でも1年でも、自転車でちょっと遠出でも、飛行機で世界を飛び回っても、誰と一緒でも、ひとりでも、「自分だけの旅」よりかけがえのない思い出はありません。
ガイドブックに載っていない、旅。旅。たび。
どうやってノートにつづっていこうかしら、なんて今から意気込んでいます。
トラベラーズファクトリーのみなさん、ありがとうございました!
(ニシ)
2014.10.11
風の栖オリジナルハーブティー
オリジナルのハーブティーを作りました。
味は2種類。
red と green
redは、深紅、といいたいような色がきれいなハーブティー。
ローズヒップやハイビスカスを中心に、8種類ほどのハーブをブレンド。
ステビアの優しい甘さが嬉しいハーブティーです。
greenは、さっぱりしたいときにおすすめ。
レモンバームやレモングラスを中心に、すっきりした味わいの中に、ほんのり甘さが感じられます。
パッケージのイラストも、スタッフOちゃんの描きおろし!
風の栖のイメージにぴったりの、植物モチーフのもので、
それぞれの色に合わせたイラストを描いてくれました。
どちらもハーブの香りと味わいがしっかりします。
ハーブの自然の力をゆっくり取り込んで、ほっと一息ついていただけますように。
プレゼントにも喜んでいただけると思います。
是非お手にとってみてくださいね。
ミヤガワ(ミ)
2014年9月28日(日) @NAOT TOKYO店内
アルバム『LE KEMONO INTOXIQUE(ル・ケモノ・アントクシーク)』
のレコ発ツアーで風の栖にきていただいてから約1年。
“けもの” が NAOT TOKYO にもきてくださいました。
LE KEMONO INTOXIQUE は ”けもの中毒”という意味。
その名の通り、昨年の風の栖は庭小屋でのライブからというもの
私はすっかりけものさんの虜(中毒)になってしまいました。
アルバムはもう何度聴いたでしょうか。また歌声を聴ける日がくるなんて…!
まだ明るい時間からはじまったけものLive。
おっとりなごやかな雰囲気でスタート。
ジャズベースなのに、いままで聞いた事がないような世界観。ポップなのに大人。
それでいて無邪気さや甘さ、切なさ、けだるさ、いろんな表情をみせてくれます。
夕暮れ時のオレンジの光が夜の闇の中にとけていくように
会場全体がけものさんの奏でる音にどんどん引き込まれていくのを感じました。
ラストの曲はは宮沢賢治「星めぐりの歌」。
もう自分がどこにいるのかわからなくなるような感覚に。
不思議でやさしい音楽につつまれて… 夢のような時間はおわり。
今夜も けものliveの余韻に浸る、秋の夜長なのでした。
(オクグチ)
けもの:青羊(ボーカル)、織原良次(ベース)、 トオイダイスケ(ピアノ)
2014.10.07
Don’t Sing Another Song Photo Exhibitionのこと