風の便り

風の便り
[ ニュース ]
2017.08.28

「風のおべんと」がマルシェに初登場! ※ご予約受付を終了させていただきます


ご注文ありがとうございました!予定の数に達しましたので、
ご予約受付を終了させていただきます。
 

9/9sat.開催の風のマルシェに初登場する
風の栖オリジナルのお弁当「風のおべんと」予約スタートです!

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体が喜ぶ美味しいものをお届けしたくて、地元の無農薬野菜や、
スタッフたちが自家菜園した野菜を贅沢に使用し、
お味噌も風の栖自家製の自信作を使って。

『塩』ひとつをとっても、スタッフが普段から摂り入れている
鉄分たっぷりの、本当にいいと思うものを。

お米は地元の無農薬玄米を五分搗きにし雑穀とブレンド。
玄米がまだまだ苦手という声も多く、
なるべく多くの方々に美味しく召し上がっていただきたい、
でも栄養もしっかりと…そんな想いを大切にしたくて。

そうしてこの『風のおべんと』が仕上がっていきました。
無理なく美味しく。
食べた後にお腹も心も笑顔になれるようなそんなお弁当を目指して、
お弁当箱ひとつひとつにその想いを閉じ込めました。

 

秋は行楽シーズン♪奈良の美味しい空気と一緒に
外で食べても気持ちのよい季節です。
ぜひ、記念すべき第1回目の「風のおべんと」
召し上がってみてくださいね!

数量限定になりますので、ご予約承ります。

ーーー

〈メニュー〉
・きのこのペペロンチーノ風とクリームチーズの三角揚げ
・りんごと春菊のキヌア粒マスタードサラダ
・ひじきとひよこ豆の生姜金平
・二色のじゃがいも茶巾
・なす味噌
・雑穀ごはん

ーーー

代金:1,200円(税込)
ご予約はメールかお電話にて承ります。
メールにてご予約の方は、タイトルに【風のおべんと予約】、
本文に【名前、個数、連絡先】を記載の上、送信ください。
shop@kazenosumika.com
TEL:0742-20-6887

※お受け取りは当日の13:00までにおこしくださいませ。


[ スタイル ]
2017.08.27

風のクローゼット vol.17


「襟付きボートネックブラウス」を、体型の違うスタッフ3人それぞれに、
好きなコーディネートで着てもらいました!
 
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前回の記事、「ニューカマーもっちゃんがゆく!」でスタッフ達が
熱く語った、風の栖定番の「襟付きボートネックブラウス」。
今回、小柄なスタッフ、身長が高いスタッフ、ほっそり体型のスタッフが
それぞれの着こなし方を楽しんでいます。参考にしてみてくださいね!
 

トップバッターは…
 

n
 

小柄なスタッフNは、ブラウスをインしてウエストをキュっと!
ボリュームのあるランダムタックスカートを合わせて、メリハリのあるシルエットに。
スカートのウエスト部分を見せることで、ちょっとだけ身長が高く見えて嬉しいんです。
ベージュのストライプ生地に同系色の小さなくるみボタンが付いた優しい印象のブラウスと、
淡い緑のスカートを合わせて、全身アースカラーでまとめました。
 

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miki2

 
 

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スラリとした体型のスタッフIは、ブラウスのボタンを後ろに回して、
とことんシンプルなワントーンコーデにまとめました。
ブラウスを前後ろ逆に着ると、ロールカラー風を楽しめます。
ボリュームのあるランダムタックスカートを合わせて
ワントーンでもクールになりすぎず女性らしい印象に。
ネイビーカラーは、お仕事や、お出かけ、もちろんカジュアルにも着れる、
万能な一着です。
 

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asami2

 
 

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風の栖で一番身長が高いスタッフSは、重ね着が上手。
ブラウスの下にTシャツを忍ばせて、羽織に。
ボタンを2つだけ留めると、すっきりとした印象になります。
明るめのミントグリーンのブラウスに、ベージュのひざっこパンツを合わせて
カジュアルになりすぎない、落ち着いた雰囲気に。
 

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mo2
 
 

 
襟付きボートネックブラウスは、小さな襟と小さなボタンが可愛らしく、
飽きのこないデザインです。
生地によって違うボタンが付いていて、それぞれの雰囲気も違いますし、
着方によっても印象がガラリと変わります。
色々な着こなし方を楽しんでいただきたい一着です!
 
以前にアップした、ハートネックワンピースの身長差コーデ
記事も覗いて見てくださいね!

 

*モデル着用
襟付きボートネックブラウス:¥16,000+tax
ランダムタックスカート:¥16,000+tax
ひざっこパンツ:¥16,000+tax


[ ニュース ]
2017.08.26

高橋久美子 詩作ワークショップ「みんな今日から詩人になれる」


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作家・作詞家として活躍する高橋久美子さんによる詩作ワークショップ
いよいよ一週間前となりました!
ぜひ、高橋さんと一緒に不思議な言葉の世界へ..
 
詳しくはコチラをご覧ください↓
kazenosumika.com/blog/2017/7683

 
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ただいま姉妹店のNAOT NARAでは
絵本『赤い金魚と赤いとうがらし』刊行記念  福田利之 原画展も開催中です。


[ ストーリー ]
2017.08.25

わたしの夏休み


わたしの夏休み。お墓参りに、お祭り、キャンプ、BBQに花火。
夏の醍醐味 たっぷりとゆっくりと、満喫することができました。

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◯がつ△にち 晴☀︎

お墓参りで訪れた京都丹後の田舎道。
お地蔵さんにかけたお水も一瞬で乾いてしまう。
だけれども、道を行くのは虫ばかり。続く林道はなんだか涼しい。

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◯がつ△にち 晴☀︎ときどき雨☂

ふっと足を運んだお祭り。
はじめは思いの外いる たくさんの人におののいて遠巻きに見ていた。
だんだんと体がうずうず。

雷雨のあとのお祭りは、少しだけ涼しく
浴衣姿の女性たちは、うちわを持って盆踊り。

屋台の匂いに引き寄せられるまま列に並ぶ。
キッズたちをかき分けながら、スーパーボールすくいにまじる 大人。大人って大きい。
長蛇の列 一番人気は、かき氷でした。
お祭り独特の熱気は、暑いはずなんだけどなんだか心地いい。

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◯がつ△にち 晴☀︎ キャンプ日和◎

キャンプといえばBBQ。カレーにアヒージョ。
ヘタしたらナンにピザ、流しそうめんにバームクーヘンとか言いかねない。
油断のならない私たちの食欲。
たくさんなくても、お空の下で食べる それだけでお腹もふくらむもんですな。

それでも外が暗くなるのが早くなった。
少しだけ、不安になる。暗い ということの不便さ。
あかり があることが当たり前の生活になってしまっていた。

暗くなったら寝るんです。

いえいえ、まだまだ。夜はこれから。
ガス灯をつけて、私たちの夜更かしはつづく・・・。

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イモリも遊びに来てくれました。
歩けばカブトムシにも出会える。
誰から、と言わずとも花火が始まった。

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これをやらずに夏は終われない。
今年の夏も、満喫したなぁ。
これにひとつ、海! が加われば より最高の夏である。

みなさま 夏は、いかがお過ごしでしたでしょうか。
全制覇した方もいるのでは ?!

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<ナカムラ>


[ ニュース ]
2017.08.24

ハナロジさんから、生け込み便が届きました


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今回届いた生け込み便は、
とうがらしのコニカルグリーン
ハナオクラと、青リンゴ

馴染みのある名前の植物だけど
なんだかとても独創的で
グンと上を向く姿が、暑さに負けないぞ!
と言ってるような、力強さを感じます。


[ ニュース ]
2017.08.23

ニット素材の新しいお洋服が入荷しました!


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少しだけ涼しくなってきた、この時期に嬉しい
ニット素材で、軽い着心地の
ロングカーディガン、ワイドパンツ、ドルマンTシャツの3アイテムが、
色んなカラーバリエーションでドドっと入荷しました。
ぜひチェックしてみてくださいね。
 
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〈ロングカーディガン〉
 
軽やかで、シンプルなシルエットの
ロングカーディガンは、さらっと羽織るだけで、
スタイルが決まります。
程よい透け感が大人っぽく、
どこにでも連れて行きたくなる一着です。
 
商品代金: ¥17,000+tax
 
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〈ワイドパンツ〉
 
程よく広がりのある、シルエットで、
足首が美しく見える丈感です。
動きやすく、お尻のラインが見えないのが嬉しい!
 
商品代金: ¥16,000+tax
 
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〈ドルマンTシャツ〉
オフネックの首元と、ドルマンの袖が少し個性的で
立体的な形を作ります。
センターに入ったラインがすっきりとした印象に。
どんなボトムとも相性が良いんです。
 
商品代金: ¥12,000+tax
 
他にも生地感や色のバリエーションもございますので、
ぜひ、お気に入りを探しにきてくださいね!


[ スタイル ]
2017.08.20

風のクローゼット vol.16


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新人スタッフもっちゃんこと坂元が
お店のこと、商品のこと、日々のこと、気になることを先輩スタッフに
聞いてみよう!そして皆さんに風の栖の魅力をどんどん伝えていこうという企画。
「それ、気になっていたの」という方の参考になれれば嬉しいですし、
これを読んで風の栖に行ってみたいなと少しでも思ってもらえれば幸いです。

 

『 見えてきた! 風の栖のお洋服誕生ヒストリー』〈後編〉

 

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前編では、襟付きボートネックブラウスの遍歴から、
風の栖のお洋服作りに対する熱い想いで、盛り上がりました。
後編もお洋服の話から、これからの地球を守る話まで?!笑
引き続き、私たちの想いをたっぷりとお届けしようと思います。
 

改めて、メンバー紹介です。
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それでは後編スタート!
 
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風の栖で一番最初に生まれたという、
襟付きボートネックブラウスが完成するまでに、
たくさんの試作を作られたんですよね?

それは、何度も何度も作りました!

もっちゃんが今着ているブラウスも実はパターン違いですよね。
そして、私とみささん(宮川)が着ているのが完成品なんです。
見比べてみると、ギャザーの量が違うし、袖口の幅も違いますね。
やっぱり完成品の、ギャザー幅と袖口幅が細い方が可愛い!

 
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もっちゃんが着ている袖口幅が太い方は、
私が一番はじめに作ったものかな。

本当だ!こんなに違うんですね。

襟元のあき具合や襟幅も何回も試作したのよね。

襟元は鎖骨が程よく綺麗に見える
デザインになっていますよね。開きすぎてないのが嬉しいです!

 
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そうそう、二年前までは風の栖でNAOTの靴を売っていて、
接客の時にしゃがんだ際、胸元が見えたら嫌だなと思っていたの。
そこで、何度もやり直して鎖骨を美しく見せながらも
胸元が見えない絶妙な開き具合に仕上げました。
横からも下着の紐が見えないように気を配っています。

 
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丈の長さも短いものや長いものを色々作ってみて、
どれが一番可愛いのか考えたよね。
短く切りすぎたと思った物が、
着てみると意外にしっくりきたりして
そのままデザインになったものもあったよね。

そういう意外なハプニングからも
新しいお洋服ができたりするんですよ。
偶然から生まれるデザインって面白いよね!
例えば、ブラウスを作るために生地にパターンを取りながら、
残った布の長さでは一着のお洋服を作るのには足りないかな…
と思うと、急遽ブラウスの丈をチュニック丈に長くしたりね。

そうすることで、生地を無駄なく使えますもんね。

 
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風の栖では、すごく小さなハギレも捨てないよね。
どうやったら使えるかな?なんて考えたりして。

そういう意識って、生きる根本だと思うんですよね。
ものを無駄にせず、再生できるものは再生する。
昔から、与えられたものは使い切る。ということを
日本人は続けてきました。その考え方が染み付いているんです。
それをこれからの人にもちゃんと伝えていかないと、資源も少なくなると思うんですよ。

 
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前編でもお話した、お洋服を作る時に
色々な着こなしが出来たり、年中着られるように考えることも、
もしかしたら、モノってそんなに多く持たなくて
良いのかもしれない。ということに通じているのよね。
たくさん買って捨てるのではなく、
それを利用できる方法を考えないと。
これからの地球を守って、自分の子供や孫に伝えていけるものって
そういうものなんじゃないかなって。
だから大切に作っていきたいし、お客様にも長く着てもらいたい。
そして、もちろんお洋服を楽しんでもらいたい。
この考えが、風の栖のデザインの根本かな。

それに通じる話だけど、私たちが作るお洋服は、
特別な日に着る服じゃなくて、
日常に着てもらいたい実用的なお洋服だよね。
そうそう。
日常でも着られて、着方によっては結婚式にまで行けますよ。
そういう万能さって大事だし、
デザインするときにすごく考えます。

 
kaze
 

生地に出会うとパッと瞬間的にデザインが浮かぶんですよ。
自分でも才能だと言ってるんだけど。笑
昔からそんなふうにお洋服をイメージして
集めてきた秘蔵の生地がたくさんあります。

その生地たちが、ようやくオリジナルのお洋服になって
お客様に届けられるようになったよね。
でも生地量が少なくて、数着限定になってしまうことも多いよね。笑
今まで作った中で、特に可愛いなあって思ったものがあって…
白いブラウスなのに、ボタンホールだけ紺っていう。
あったあった! 可愛かったね。
それも量産ができない幻のブラウスだった。

でも、それが楽しいんですよ。
量産ができないから、人と被ることもほとんどないしね。

 
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風の栖での服作りは、スタッフみんなでお洋服を作り上げていくという感じですよね。
ああでもない、こうでもないってみんなの意見がぽんぽん出てくる。

いろんな身長のスタッフがいるので、
みんなで試着しあって、
私の身長ではもう少し短い丈のほうがいいとかね。

もっと細く、もっと脚が長く見えるように!とかもね。笑

 
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実は襟ブラウスの丈は、脚長効果もあるのよ。
ボトムに細めのパンツ、ワイドパンツ、スカート等…
何を履いても美しく見えるように、丈を計算して作っています。

本当に、どんなボトムにも合いますよね!
私は今まで、上下の服を両方ともゆったりサイズにすると、
少しぼやっとするイメージがあったので、
襟ブラウスの丈が絶妙で感動しました!
お客様もそれぞれ、自分に合った着こなしをしてくれているのが嬉しいよね。ワンピースの上から羽織にしてくれていたり、サロペットの下に重ね着してくれたり。
素敵ですよね。
あと、裾をボトムにインすることもできますよ。
そうそう、それは大事ですよね。
インしても膨らみすぎないのが嬉しい。
そうなの、ゆったりと幅はあるけど、
丈が長すぎないからもこもこしなくて、インしても程よいシルエットになります。
これはたまたま偶然なんだけどね。
あはは!そうなんですね。

若い方はインして着るんだ!…って
実は想定外で。笑

 
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最後に質問なのですが、生地の種類が豊富なので、
お客様はどの生地のブラウスを初めの一着にするか、悩まれる人も多いと思うんです。
もしも、一着目に購入するとしたらおすすめの生地とかってありますか?

うーん…その時その時で生地も変わるからね〜
白ひとつとっても色々な白があるし。季節によって生地感も違うし。
しかも幻の生地もありますしね。
数着しか作れないモノもあったり。
そしたらやっぱり、その時の出会いを大切に
選んでもらえたら…ということですよね。

そうですね、出会いを楽しんでもらえたら嬉しいです。
その方が、作る側の私たちも楽しいですしね。
全く同じものをたくさん作るというより、この生地にはこのボタンというように、一着を大切にして作っています。

 
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二人(村上、中村)で生地に埋もれて、
楽しそうにイメージを膨らませているよね。笑

そうやって、数は少ないけれど、楽しく大切に作っているお洋服が、着る人にも伝わって楽しんでもらえたら嬉しいなと、いつも思っています。

 
 
 
最後に襟付きボートネックブラウスで、ハイチーズ!
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さて、いかがだったでしょうか。
前編と後編の二回に渡って、私も初めて知った風の栖のお洋服の歴史から、
スタッフの熱〜い想いをお伝えしてきました。
 
私たちは一着一着を大切に楽しくお洋服作りをしています。
その気持ちが着てくださるみなさんに伝染したら嬉しいです。
 
さて、次にもっちゃんが探るのは襟付きボートネックブラウスに続いて
定番化した、みんな大好きひざっこパンツ!
特徴的な形をしていて気になっていてくれた方も多いはず?!
 
次回は9月中アップ予定です。ぜひお楽しみに!
 


[ ストーリー ]
2017.08.16

敗戦の日 8月15日


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今、この文書を読む人の中に、戦争を体験した何人がいるだろうか?
全くいないとも言える。

 
私も戦後生まれであり、友人も、子どもの頃に満州からの引き揚げの記憶が
かすかに残っているだけと聞いている。

 
この70年がとても短く感じるのは、目まぐるしいほどの経済成長の流れに乗って、
過去を振り返る余裕さえなくしていたのかもしれない。

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94歳になる私の父は、学徒出陣で徴集され、
空軍の暗号解読に従事していたと聞いています。
終戦が伸びていたら、特攻隊に入る運命でした。

 
そんな父のお尻には、5センチぐらいの銃弾を取り出した跡が残ってました。
消毒液も、痛み止めも無いので、火で焼いたナイフのみで取り出したそうです。
木を口に噛み締め、歯を食いしばって、「痛いか?」って聞かれたら「痛くありません!」と
大声で言いながら耐えた。なんて笑いながら話してくれました。
配給のタバコと交換したお饅頭の美味しかった話など、
面白おかしい話だけは幼かった私達に時々聞かせてくれました。

 
戦争の生々しい話は一度だけ話してくれました、
それは、基地を爆撃された時、
B29の戦闘機を操縦していたのは女性だったこと。
爆音と共に吹き飛ばされ、後ろを振り向いたら
一緒に逃げていた仲間達の姿がなかったこと。
その時、日本が負けると確信したと言っていた。

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沢山の悲惨な体験をしてきたのでしょうが、
それ以上聞くことはできません。「もう話したくない。」と言って。
言葉に出せない程、苦しい体験だったのだといつ頃からか感じていました。

 
でも、母は忘れてはいけないからと、子供の頃から私たちに何度も、
戦争当時の話をしてくれていました。
大切な人を送る側の女性の視点で。
女学校時代の勤労奉仕。気丈な母は、体調崩した妹を、
交渉して背負って連れて帰ったといっていた。
でも、仲のよかった従姉妹は勤労奉仕をしていて体調崩しても帰ることができず、
戻された時には死を待つ状態だったと聞いてます。
叔母さんがいつまでも死んだ娘を離さず泣いていたことも忘れられないと。

 
大好きな兄の戦死。その時祖母は、戦死公報を受け取っても、
涙も見せず、毅然としていたそうです。
でも、自分の死の床で最後に叫んだのは戦死した息子の名前だったと聞いてます。
迎えに来てくれたのでしょうね。
待つ人たちの嘆き。

 
母が東京の下町で小学校の先生をしていた時代。
正しいと思って教えていたことが、
否定され、教科書を真っ黒に墨で塗りつぶした日。
理不尽と思いつつも、洗脳され受け入れていた悔しさ。

 
知らないままではいけない。
危険だ、恐怖だ、だから闘うなんて、言われるままでもいけない。
これだけ情報があるなら、回避できる方法も考えられるはず。
国を動かす人を選んでいるのも私達。

 
身内を誰が戦争に送りたいでしょうか?
NO と言いたい。

 
母から、受け継いだ、大きな想いです。
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世界では現実として今も戦争がある。
いつでも、犠牲になるのは、一般市民達。

 
これから世界が、どこへ向かうのかせめてこの敗戦の日にでも考えてなければ。
今日の笑顔が、これからも続くように、戦争の悲惨な記憶は、風化させてはいけない。
今あるのは、あの戦争で亡くなり、苦しんだ人たちの土台になりたっていることも
忘れてはいけない。

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今日8月15日 奈良は雨。
高円山の大文字焼きを遠くで見ながら亡き人を偲び、送ります。

 
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(ムラカミ)


[ スタイル ]
2017.08.13

風のクローゼット vol.15


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新人スタッフもっちゃんこと坂元が
お店のこと、商品のこと、日々のこと、気になることを先輩スタッフに
聞いてみよう!そして皆さんに風の栖の魅力をどんどん伝えていこうという企画。
「それ、気になっていたの」という方の参考になれれば嬉しいですし、
これを読んで風の栖に行ってみたいなと少しでも思っていただければ幸いです。

 

『 見えてきた! 風の栖のお洋服誕生ヒストリー』〈前編〉

 

eri
 

記念すべき第一回目は風の栖のお洋服が
どういうきっかけで生まれたのか、
どんな思いで作っているのかを探っていきます!
そして、一番はじめに“風の栖のオリジナル服“として定番化した
襟付きボートネックブラウスの魅力にも迫ります。
 
まずは、今回座談会に参加するメンバーの紹介です。
 
int
 
 

それでは第一回目スタート!
 
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では、風の栖で一番新米の私が、お客様に近い感覚でどんどん質問しようと思います!
そもそもたいこさん(村上)が服を作ろうと思ったきっかけはなんだったのですか?

私がいっぱいしゃべっちゃうかもしれないよ!ふふふ
私は幼稚園の頃から布を見ると、洋服を作っていた。そんな子だったんです。

 
in22
 
ええー!すごい!

すごいザクザクと雑だけど洋服を作っていました。
母から姉と私に同じように生地を渡されると、
姉はそのまま残して、私は切って、縫って、
自分の人形の洋服を作っていたみたい。
やっぱり昔から好きだったんですね。
それがそのまま大きくなって今に至ります。

 
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自然と着やすい服や、
色んなふうに着こなせる服が染み付いていました。
幼稚園や小学校の制服のブラウスであったり、
そういうシンプルなものが、女の子が着る服として
自分の潜在意識の根本にあったんですよ。
今、風の栖で定番となっている
「襟付きボートネックブラウス」のデザインを考えた時にも
そういう意識がありました。
でもやっぱり大人の女性だからちょっと襟足とか、
鎖骨を見せたいなと思ったり…
作りたいブラウスのイメージがどんどん膨らんでいきました。

 
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襟付きボートネックブラウスは、
大人が着ても可愛らしくて素敵ですよね!

そして、なんだか懐かしいでしょ。

うん、流行がない感じ。

そう!上品であって、流行もなくて、
女性だったら永遠に求めるデザインなの。

そして、遊び心も忘れずに。

そうそう。後ろ前両方で着られるデザインになってたりね!

 
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in66
 
襟元にギャザーを寄せることで胸の大きな方も着られるし、
なんだか優しいシルエットになるんですよね。
ギャザーを入れずにストンと着ると制服になってしまうので、
そしたら少しだけギャザーを寄せてみようかしらって。
ボタンも制服は貝ボタンだったと思うのですが、
シンプルなブラウスだったら、ボタンで遊んでみよう!と…
そういう遊び心が私たちのポリシーですよね。

私、初めて見たとき、小さいボタン可愛い!!
って心をぎゅっと掴まれました。
特徴的ですよね。小さなボタンや、同じ形のブラウスでも
生地によってボタンを変えているとかね。

 
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そういうのってすごく楽しいし、手作りでするんだったら、
どこか遊びが欲しいじゃない。ポケットからチラリと見える裏生地で遊ぶとか。

そうそう。チラ見せ、裏地フェチ。

裏地フェチ。笑

ブラウスのボタンは襟元から上4つだけ見せている物もあれば、
全て見せている物もあったり、くるみボタンの大きさも
どんなサイズにしようか悩んだり、サンプルを作ってみたり、
ということをスタッフみんなでやってましたね。

こんなに小さいくるみボタンって普通ないんですよ。

ないですよね。私も初めて見ました。

探して探して探して…このサイズのボタンを
作れる器具を見つけた時にはこれだ!と思って。

どうしてもこの小さいボタンが良かったんですね!
でも本当にブラウスに合いますよね。
ちょっと作るのは大変だけど..。

お店の中でガンガンガン!って音をたてて作っているので、お客様はなんの音?ってなるよね。笑

でも、ボタンが少しでも大きかったら、制服っぽくなるし。

イメージが変わってくるよね。

そのちょっとした所が手作りの楽しさかな。
袖も、長袖にすると夏は暑くなってしまうし、
寒い日に長袖のTシャツを重ね着して
オールシーズン着てもらえるように七分丈にしています。
七分丈だったらアームカバーで調整することも出来ますしね。

 
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襟がボートネックになっているのも、
ハイネックと合うんですよ。

これで襟がつまっていると重ね着できないですもんね。

そう、その辺もオールシーズン着ていただけるように
デザインできたなっていうのが嬉しい。

絶妙のあき具合ですよね。

後ろを前にしてロールカラー風に着る事もできるしね。

 
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この間感動したのは、
姉妹店NAOT NARAの二周年記念ライブをしてくださった
二階堂和美さんが、ライブ本番でこのブラウスを着てくれたこと!
しかも、前後ろ2パターンで着れますよ!と、着替えまでして
目の前で歌って踊ってくれた時は、すごく感激したよね!

 
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ジーンときたよね。

NAOTの白サボも履いてくれて。

すごく可愛かった!

似合ってたよね〜。

ひざっこパンツも履いて、全身白コーデで合わせてくれて、
こんなラフな格好でステージ上がったことない!って言ってましたよね。笑

これで、ステージ衣装デビューだね!

風の栖のお洋服は、年齢とか関係なしに
10代から80代までが着てくださってるじゃないですか。
それが嬉しいです。そういうものをこれからも求めていくし、
長く着られる、洗濯できる、それってすごく大事なことですよね。
昔、子供の服を作ってきた時の根本なのよね。
だからこれからも求めていくことだし、
しわはしわでかっこいいなって言えるようなものを
作っていけたらいいなあって。
だから、襟ブラウスは原点なんです。女の子の。風の栖としても。

 
 

さて、まだまだ話は尽きそうにないので、後編へと続きます。
次回も引き続き、襟ブラウスの遍歴から風の栖の服作りへの想い、そして
これからの地球を守る話まで?!笑
盛りだくさんでお送りします。
8月20日アップ予定。
楽しいお話をお届けしますのでお楽しみに‥


[ ストーリー ]
2017.08.11

海とプールとお魚と


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今年の夏休みは、初めて石垣島とその周辺の島に行った。

空港に着いてレンターカーに乗って少し走り出したときから・・・

わ、わ、わ。

いい、この感じ。
大きな建物はなく、のどかな景色が続く。
さとうきび畑が左右に広がっている。
空気が南国。

今回はいろいろ動くより、ゆっくり海を楽しもうという計画。

・・・だったのだけど、結局は心の赴くまま、海、プール、海、プール・・。
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ゆっくりどころか、海を見たらテンションがあがる奈良県民の性で、
始終バチャバチャと水三昧な数日間になってしまった。

そんな中でも一番元気なのは4歳の息子で、大人がグッタリしても
「次、行こう!」と。
若いっていいのぉ。

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夜咲いて、翌朝には散ってしまうというサガリバナという花も初めて見た。
まだまだ不思議で知らないことがいっぱい。
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私はシュノーケリングを初めてやったのは30歳を過ぎてからだったけど、
4歳児、既に使いこなしているし。
「あー、いー、うー、で噛めるねんで」と自慢顔。
いろんなお魚を見られたね。

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夜も、美しい。
波の音に耳を傾ける。
これも奈良県民の夢。

ふと目をあげると、
満天の星。
天の川も見えている。
大きな北斗七星もすぐ見つかる。

 

さて、次の休みは、ニモの映画でも見てみようか。

 

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(ミヤガワ ミ)


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