風の便り
2019.02.22 日々

お気に入りの一枚

娘たちが幼いころ、図書館で借りてきた子ども服の本とにらめっこしながら、よく姉妹でお揃いの洋服を作ったりした。
娘たちが喜ぶ顔を見るのが、日常のささやかな楽しみ…
 
そんな日々は、いつの間にやらすっかり過去のもの。
成長した娘たちは雑誌の中から流行りの服を思い思いに選ぶのが当たり前になってしまった。
今では、自分の洋服さえ作る時間もなかなか取れない慌ただしい日々。
 
でも、食べるものも着るものも何でも既製品はちょっぴり味気ない…と思っていたところに、学校でミシンを習い始めたばかりの次女から、「久しぶりにスカートを作って!」のリクエスト。
ここぞとばかりに一緒に挑戦してみることにした。

大きな手芸店でじっくり布を選んで、水通しした布を長方形にカットしたら、いざミシン!
ぎこちない手つきでゆっくりゆっくり針を落とす。
ウエストにゴムを通したら、あら出来上がり〜。
随分時間はかかったけど、お気に入りの一枚が仕上がった。
 
幼いころ、母が作ってくれる洋服や手編みのマフラーが少しずつ出来上がっていく様子にわくわくした気持ち、今でも手に取るようにはっきり思い出せる。
何かを作っているときのそんな気持ちはやっぱり今も変わらない。
 
昔、母がそうしてくれたように、少しずつこんな小さな手仕事を娘たちにも手渡していけたらいいな。

 

(カワイ)


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