風の便り
2019.11.22 日々

馬の背

普段の生活ではほとんど運動していない私。
運動していないどころか、歩く距離も普通の人より少ないと思います。
家から店も歩いて10分くらいだし、外出には車を使うことが多いです。
どれくらい歩いていないかは、携帯についてる健康アプリ? で、
「今日1日であなたが歩いた歩数は、58歩です」と出てたこともあります。
58歩で私はその日、一体何ができたんだろう?

そんな私ですが、この気持ちのよい秋には歩きたい! と突然思うときがあります。

のんびり気楽に歩くのは大好きで、いつもと違う景色を見ることでリフレッシュにもなります。
この秋は家族で少しだけ歩いてきました。
兵庫は六甲山系の須磨アルプスです。


こんな道ならずっとルンルンと歩けそうです。


少し登ると、遠くには海が見えます。
空と海の境目がうっすらしてて、それがまた美しい。

歩いては止まって、止まっては歩いて。
何度も、何度も、深呼吸。

あーー、気持ちがいい。

息子と夫はさっさと先に進んでいきますが、
あちらこちらに気になる草花もあって、私は一人遅れ気味。

そんなのんきに歩いていられるのも束の間。
このコースには難関が一箇所あるのです。
それは怒涛の階段、その数400段!

数を聞いただけでクラクラしてしまう軟弱な私たちですが、
でもここまで来たら登らないわけにはいきません。
だんな曰く「お産と一緒か・・・前に進むしかない」とのこと。
たしかに引き返せないねぇ。って産んだことあるんかい。

 

何もなくただ400段登ろうと思ったら、キツイ、と思ってしまいますが、
私たちの気力を奮い立たせてくれるご褒美がちゃんと待っているところが
このコースのすごいところ。
ひたすら無になって一段一段登ったその先には、
「馬の背」と呼ばれる珍しい景勝地のご褒美が待っているのです。


ふと前を見ると、夫がこの写真にある急な階段の途中で座っています。
こんなところでどうしたのかな? と思ったら、なんと足を滑らせて思いっきりこけたとのこと。
右肘を打ち、あまりの痛さに声も出せずに呆然としているところでした。
あぁ、夫婦そろって足元が怪しげです。

 

関西のこんな近いところに、こんな場所があったなんて。
ここだけ見てると、自分が日本じゃないどこか別の国にいるみたいです。

そのあと続くこんな道も、別世界につながっていそうです。

 

トータル4時間くらいのコースでした。
ちなみに、この日先頭をきって歩いていたのは、ほぼ息子(小1)でした。
ついこの間まで、手をひいて歩いていたのはこっちだと思っていたのに。
400段の階段もさっさと登ってしまい、上からまだぁ? と見下ろされました。がっくり。
いつに間にこんなに体力ついたの?

普段からよく歩く人にとったら少し長めの散歩、くらいの距離だと思うのですが、
私はその日の夕方には、ふくらはぎが今まで経験したことないくらいカッチカチになっていて、自分でも引くくらいでした。
こんな急にその日だけ歩いたりせずに、普段から少しずつ動けよ、自分。

これから寒くなり、よけい体が固まりそうな季節。
まずはお風呂上がりのストレッチくらいからやります!


(ミヤガワ)


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