風の便り
2019.12.20 日々

祈る

教会

大きなカラー写真の新聞記事で、娘たちがお世話になった教会に悲願のパイプオルガンが設置されることになったと知り、待降節に入るこの日、初めてお披露目される音色を聞きに久しぶりに教会へ足を運んだ。

パイプオルガン

この教会の敷地内にある幼稚園に通っていたころは、「祈る」ということが当たり前にある生活だった。日常のささやかなことにもいつも感謝と祈りがあって。
クリスマスは、イエス様のお誕生日をお祝いする日として、みんなその日を心待ちにしていた。
 
子どもたち一人ひとりが、どこまでもありのままで受け入れてもらい、暖かく守られていたひととき。今思い返してみても本当にかけがえのない日々だった、と思う。

お誕生日には、その子が生まれたその日に礼拝堂で祝ってもらったこと。
みんなで給食やおやつを手作りしたり、自然がいっぱいの園庭で気のすむまで思い思いに好きな遊びをしたこと…
大人になっても、子どもたちの心の中に大切な思い出として残るであろう経験をたくさんさせてもらった。

クリスマスツリー

この日、卒園してから10年近く経った今でも、お変わりなく元気でいらっしゃる先生方にお会いすることができて、 またいつでもここに帰って来られるのだと幸せな気持ちに包まれた。

人の声に近いとされる楽器、遠くイタリアから海を越えて旅をしてきたパイプオルガンの音色に包まれて、しばし目を閉じて静かに自分と向き合う…祈るという時間の大切をしみじみ思った。

教会

 

(カワイ)
 


一覧へ戻る

カテゴリー