風の便り
2020.05.29 日々

この春に増えたもの

この春はいろんなものが増えた。

家で今までやったことのないメニューが増えた。
テイクアウトで美味しいお店のものが家で食べられる幸せが増えた。
息子の折り紙レパートリーが増えた。
髪が伸びた。
マスクの下は、手抜きをしてノーメイクの日が増えた。

基本ほったらかしの庭にも、自然と目が行く時間が増える。
気に入った花を眺める時間が増える。
白い紫陽花が、スーパーの片隅で大特価になっているのを見つけた。
これは連れて帰らなきゃ、とただでさえ買い出しで大荷物になっているところにさらに鉢物を追加した。
花が増えると嬉しくなって、他にも何かを植えたくなった。
ホームセンターで、オレガノ、カモミール、バジル、レモングラスなどなどを買って植える。
風の栖の庭から、苗をおすそ分けしてもらって、
ミント、紫蘇、フェンネル、おかわかめ、キイチゴ・・を植える。

普段は「花と野菜の土」みたいな土で植えていたけれど、ふと、この庭のそのままの土でも育つんじゃないかな? という気が起こる。
ウキウキした気持ちで土を掘ったら、大小様々の見たことのない虫がいっぱい出てきた。
固まった。

おっと。
庭の土の中にはこんなにたくさんの虫がいたのね。
私たちが知らなかっただけで、この子たちに囲まれて生活していたのか・・・。

虫がいっぱいなのは、いい土だからなのか?
そのほうが植物も育つのか?
それとも、植物にとってはいい虫と悪い虫がいるのか?
もしそうなら、どれがいい虫なのか?
うごめき回る虫たちを前に、固まったまましばし悶々と考えたけど、考えても答えはわからないので、ひとまず、えいやっで植えてしまう。

今も静かに降りしきる雨の下で、植物たちが脈々と成長しているかと思うと、愛おしい。
(虫たちのことは考えない)
土とのつきあいはこれからが長いのだろう。
今年は土への想いがさらに加速しそうだ。

 

世の中の状況は、少し落ちつきを取り戻しつつあるようだけれど、まだまだ油断は禁物。
十分に気をつけながら過ごしていきたい。
そして、今回のことで増えたものの喜びも大事にしていきたい。
変化していこう。


↑いろんな収穫が楽しみ。


↑果報は寝て待て、の図。

 

でも何より、この春一番増えた喜びは・・・

それは・・・

だんなが、とてもとても美味しい食パンを焼けるようになったこと。
外はカリカリで中はふわふわ。
焼きたても最高だけれど、冷めても美味しい。

これからも期待してるよ、宮川ベーカリー。

 

(ミヤガワ)


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