風の便り
2020.09.03 日々

うちのお弁当箱

うちにあるお弁当箱は、母から譲ってもらったなかなか年季が入っているものが多い。
 
例えばこのアルマイトの渋い絵柄のお弁当箱は、私が中学、高校時代に使っていたもの。
なんと、母親の子供時代に使っていたもので、初めて見せてもらった時に 「コレ以上かわいいお弁当箱はない!」 と思ったのを覚えている。
質感と色味と丸み、持った時のサイズ感と重みが最高で、蓋を開ける時毎日ドキドキさせてくれた。

 
そして同じく母が昔使っていたアルマイトのコレは、成長期の私を助けてくれた、早弁と遅弁用のミニ弁当箱。
手のひらサイズで、間食用にちょうど良かったな〜。

 
 
次に登場するのは、私が幼少期の頃に家族でピクニックに行く時には必ず登場していた大きなバスケットや竹のお弁当箱。


バスケットには色んな種類のおにぎりやサンドイッチが詰まっていたのを覚えている。
母が 「ここからここまでは梅干し、ここからシャケ、たらこ、鰹節…」と説明してくれている時の、みんなのキラキラした顔を久々に思い出して、懐かしくなる。
 
初めて家を出る時、その頃はお弁当が必要ない生活をしていたのに、棚の奥にしまわれたお弁当箱達を出してきて「コレ持って行っていいよ」と言ってくれた。
よっぽど弁当好きな娘だと思われていたのか?
それからはみんな、うちのお弁当箱たちに。
 
何年か経ってお弁当生活をしている今、そのままチンできる便利なモノも勿論使うけど、昔ながらのお弁当箱で食べる方がなんとなく美味しい。
「彩りのバランスを考えて、とにかく隙間なくぎゅうぎゅうに詰めること。」
母親が言っていた弁当作りのコツも引き継いで、お昼時間を楽しくさせてくれるうちのお弁当箱たち。
蓋を開ける時のドキドキした気持ちは子供の頃と同じだ。 ずっとずっとありがとう!
 

 
staff17_nagata

(ナガタ)


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